「便利だから」は、もう十分。私が今も手書きの手帳を使う理由

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「便利より、しっくりくるものを。」(PR有)


やめる理由がない手書きの手帳

手書きの手帳をメインで使っていると言うと、少し不思議そうな顔をされることがある。

私は今も手書きの手帳を使っている。理由はいくつかあるが、突き詰めると「好きだから」というところに落ち着く。

アプリ派の人の前で手帳を出すと、「大きな手帳ですね」と言われることがある。

アプリ派の人に、なぜアプリを使っているのかを聞くと、返ってくる答えは決まって「便利だから」だ。

正直、どちらが正しいかの話ではない。
ただ、「便利=良い」という前提が、あまりにも当たり前になりすぎている気がしている。

不便なことが良いとは思わない。ただ、モノをモノとしてだけ扱うのではなく、そのモノの手触りや親しみといった価値について、もっと考えてもよいのではないかと思っている。


計画通りに進むことは、私の満足感になる

私は、ものごとをある程度計画的に進めるのが好きだ。
計画通りに進んだときには、はっきりとした満足感を得られる。その一方で、理由のない無駄な時間は、できるだけかけたくない。

手帳は、自分の書くスピードに合わせられる。絵や図も簡単に書けるし、頭の中にあるものをそのまま表現できる。

一方で、アプリはアプリのルールに従わなければならない。オリバー・バークマンが、

「オーブンで2時間待つのと、電子レンジで2時間待つのでは、
同じ2時間でもストレスはまったく違う」

と述べているが、感覚としてはまさにそんな感じだ。期待とフィードバックがずれると、満足度は極端に下がる。

手書きの手帳は、この感覚と相性がいい。枠に縛られず、自由に書ける。時間も、考えも、自分の感覚で配置できる。

電子パッドも検討はしている。ただ、計画を立てるために落として壊す心配をしたり、
その目的だけのために何万円もかけるのは、やはりとてもばかげていると感じている。


今使っている手帳の、気に入っているところ


私が長く使っているのは、コクヨのシンプルな手帳だ。特に気に入っているのは、右側の余白が広いこと

予定だけでなく、

  • 補足
  • 思いついたこと
  • その場のメモ

を、気兼ねなく書き足せる。

時間の書き方も自由で、決まったフォーマットに無理やり当てはめる必要がない。

それでいて価格は手頃。毎日使える実用性がある。


紙だからできること

紙の手帳は、残しておける。
後から見返すと、その時の思考や迷いまで含めて残っている。

開くのは一瞬。
書くのも一瞬。
誤変換も、バッテリー切れもない。

「考える → 書く → 決める」
この流れが途中で途切れない。これは、私にとってかなり大きい。


ノートを一緒に持ち歩ける強さ

また手帳は、ノートカバーを使用しており、実際には2冊入れている。

打ち合わせ用

  • 日記・業務計画用

手帳とノートが分断されず、一か所に集まっている感覚がある。

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便利かどうかは、目的次第

手書きの手帳は、たしかに便利ではない。検索もできないし、通知もしてくれない。

でも、

  • 考える
  • 計画する
  • 振り返る

この三つを大事にしたい人にとっては、紙の手帳は今でも十分に強い選択肢だ。

私が使っているようなコクヨのシンプルな手帳は、そうした使い方をしたい人にとってちょうどいい。

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※余白が広いタイプを選ぶのがおすすめ。


手書きであること、そのものの価値

手書きの手帳を使っている理由を、
機能や効率だけで説明しようとすると、どうしても言葉が足りなくなる。

紙の手帳には、手触りがある。
重さがあり、開くときの感覚があり、ペンが走る音がある。
そこには「使っている」という実感がある。

モノをただの道具として扱うのではなく、
少しだけ愛着を持って接する。
その感覚があるかどうかで、日々の行動の質は変わる。

手帳に書くという行為は、
予定を管理すること以上に、
自分の時間や思考を「ちゃんと扱っている」という感覚を与えてくれる。

便利かどうかではなく、
どれだけ自分の感覚とつながっているか。

だから私は、今日も手書きの手帳を使っている。
そして今のところ、やめる理由は見当たらない。

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